修行さん感 旧館

太陽の刻印

特に触れて欲しくない話題でもないけど、人間のできた方にはわりと触れにくい話題だし、自分からベラベラ喋って同情されんのもウザイのでさっくり書いておきましょう。
俺がスキンヘッドの理由について。



時は25年前、俺が1歳にも満たない頃に遡ります。
当時抵抗力も減ったくれもない俺は麻疹に罹りました。
俺には当時の記憶もなにもないのですが、熱は40度を超えていたそうです。わりと死ぬ直前まで行ってたらしいんですね。ちなみに大概の人は幼少の頃に予防接種を受けるので最近では麻疹で苦しむ人はあまりいないんじゃないかと思います。
何とか一命を取り留めた俺でしたが、死にかけるほどの病の代償として体中の毛髪を奪われました。睫すらなかったそうです。
「麻疹みたいなもんだ」という表現は「一時的なもんだから」みたいな使われ方をすると思いますが、俺にとってはなかなか微妙な言葉です。

その後家族の必死の努力により少しずつ体毛は回復していきましたが、頭髪が完全には揃わなかったので、バッサリ剃ることにしています。

小さい頃は人前に出るのが本当に嫌でしたね。常に帽子を被っていた記憶があります。
幼稚園と小学校低学年の頃は鬘を着用しても居ました。
当時はコンプレックスの塊でしたね、他人と違うことが。

でも周囲は結構人間出来てる人が多くて。ハゲてるちゅーことで馬鹿にした奴は誰一人いませんでしたね。じき鬘着用も止め、むしろ隠すことを恥じるようになりました。
俺の頭は、不幸の証じゃない、むしろこれが俺というキャラやと。
幸い病気の影響かは図りかねますが天才的頭脳と菩薩の如き精神を得ることができましたので、決して不幸ではない幼少時代を送ることができました。

発想の転換を行えた原因のひとつに、当時の同級生の女の子がいます。
彼女は幼稚園の頃、病気で片足を切り落とさなければならなくなってしまったんですね。当人のショックはそれはそれは並大抵のものではなかったと推察します。
そんな彼女は、入院を繰り返しながらもしっかり勉強しましたし、スイミングスクールに通ってそこらの小学生顔負けのスピードで泳いで見せたりしてました。
身体に障害を持つということは、通常の人が選択できる選択肢が、自分の意思とは裏腹に限定されることを意味します。
しかし彼女は、それでも自分が選択できる選択氏のを最大限に利用してやろうとしていました。
俺に置き換えてみました。
ハゲがなんや、と。
五体満足に生まれてきて、思考もしっかりしてて。それだけでもラッキーやんか、と。
俺のはハンディキャップにも入らない、不幸でもなんでもない。
ハンディキャップを持たない者だからこそ、ちんたらしてちゃいけねぇ、導いていかなきゃいけねぇと。そう考えられるようになりましたね。
実際、ハゲで困ることはモヒカンにできないことくらいなもんなので。
そういや今の技術ならできるらしいしね、モヒカン。

今でもコンプレックスがまったく無いとは言い切れませんけれども。
もはや俺のキャラを形成する重要な要因の一部ですし、末永く付き合っていこうと思います。
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by syugyou003 | 2005-12-04 23:30 | 雑記
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TRPG好きの兼業イラストレーターがいろいろ書き連ねるブログです。生きてるって素晴らしい。素晴らしさを実感するためにご飯を食べよう。もりもり。ああおいしい。
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