修行さん感 旧館

ヨザクラ

これは4月8日の記である。

午後10時、仕事を終えた修行さんは一路横浜は綱島へと向かう。
そこに酒羅(イクサガミ)がいた。
リー提督(仮名)、とにー。
大学時代の同士にして共に荒ぶりの杯を交し合った漢たち。
今日集まったのはこういった理由だ。
「朝まで飲もう。予定はまだない。」

とにーはこの四月晴れて就職し、関東に移り住むことになった。今は研修中で東京に来ているため、この機会を逃さず飲もう、と言うのが建前の目的だ。
研修施設は三人部屋のためセルフ発射できないのが悩みらしい。

リー提督(プライバシー保護のため仮名)は今宵の集いの前に多大なる大冒険をこなしていた。
「ツモロンクエストⅢ~そして伝説へ~」
物語のあらましはこうだ。
4月7日、職場の連中と飯田橋にて花見。存分に飲む。1次会終了。
ここで記憶を消失する。
4月8日早朝。新木場にて目覚める。全身に打撲傷。記憶と引き換えに鞄と財布を消失した。

そして彼は伝説となる。蛇足だが新木場は千葉に近い場所、彼の住居は横浜にある。

久しく会った我々は適当な飲み屋で食ったり飲んだり。桶一杯の鮭が消えて行く。
つもやま話(山のようなツモ話)に花を咲かせる。俺達は相変わらずだ。

1時で飲み屋を追い出されたので再び街を徘徊する。
「そうだ、桜が観たい。」俺の我侭は受け入れられた。
コンビニにて公園の場所を調べ、猥談しながらビールを購入。
酒羅(イクサガミ)は万物の区別無く、セブンイレブンすらも陵辱する。

そして公園。ここ数日の突然の気温変化により、一斉に開花した桜はまさに魅事。提灯に照らされた満開の桜が夜闇を彩っていた。
突然の開花だったためだろう、他に花見客の姿はほとんど見られなかった。
だから我々がジャングルジムに登り桜の木を揺すっても、とにーが提灯とビールを片手にブランコでおおはしゃぎしても、咎める者はいなかったのだ。
エビス超長期熟成が我々の喉を潤し、少しずつ、正気を刈り取ってゆく。
内容物を失った缶は、正気を失い童心を取り戻した我々によって缶蹴り遊びの道具となりかけた。
酒羅(イクサガミ)は万物の区別無く、閑静な公園すらも陵辱する。

その後小腹が空いたので焼肉屋でレバーを食い、エビスによって傷ついた我々の肝臓を労わった気分になり、綱島駅を後にするのであった。
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by syugyou003 | 2005-04-10 00:00 | 雑記
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