RPGは人生の縮図である
誰の言葉でもなく。俺の言葉でもなく。
今日は久しぶりにRPGのお話。 俺のキャストについてなんですが、俺のキャストのモデルは大概が俺です。正確には俺を構成する一要因を表面化させているといった表現が適切です。 だから、キャストが陥った状況について、「俺の中の○○ならきっとこうする」と、割合自然に動けるわけです。 一例として、今日取り上げるキャストは"爆砕の"冬積平八郎。 俺のキャスト陣の中ではわりと有名な千早重工後方処理課のクグツです。 千早重工に雇われ、そこで最愛の女性と出会い、家族を得た男。その恩に報いるべく千早に忠誠を尽くすニューロエイジの侍です。 と、これは俺の縮図でもあるわけです。あ、出会いは無いんですが。忠誠も。 就職活動を通して会社に受け入れられ、社会における任務、立場を貰い、そこでの会社生活を経験して、これから俺が辿るかもしれないひとつの人生をシミュレートして生まれたのが冬積平八郎です。会社内にモデルとなる人物がいるわけではありません。居るとすれば俺です。 冬積を演じるときには、会社に忠義を尽くす自分を想像し、そこで自分がとるであろう行動、取るべき行動を想像します。会社内で上手く渡り歩くための仮面の被り方、仕事に対してどこまでも冷徹になり、任務のためにはどんなに汚い手段をも厭わない。不要なものは切り捨てる。己が不要であれば切り捨てられる事を認識する。最善は尽くす―――尽くせなかったときに命は無い。 覚悟と忠義。俺は、会社から、冬積平八郎という人格を通して、これらの言葉を教わった気がします。 まぁぶっちゃけ実際はそんな忠誠心持って業務に当たっちゃいないんですけど。仕えるべき組織を見つけた冬積を、たまに羨ましく思いますね。 つまりは、俺の人生経験が豊かになればなるほど、キャストの人生経験は豊かになり、彼らを俺の中に育てようと思えば思うほど、俺の経験欲は増すわけです。 結構いい感じの循環ですよね。これからも頑張っていこうぜ、冬積。
by syugyou003
| 2005-03-21 00:10
| RPG
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TRPG好きの兼業イラストレーターがいろいろ書き連ねるブログです。生きてるって素晴らしい。素晴らしさを実感するためにご飯を食べよう。もりもり。ああおいしい。
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