修行さん感 旧館

2年ぶりくらいのTRPG

約2年ぶりくらいにTRPGに触れて、その可能性を再認識した。
やはり俺はTRPGが好きなのだ。素晴らしい遊びだ。


TRPGは、ある一定のルール付けをした「ごっこ遊び」。数人の参加者(プレイヤーと呼ばれたりする)が一人の登場人物を担当し、一人の進行役(ルーラー、ゲームマスターと呼ばれたりする)の下で、物語を作り上げる。登場人物はキャストとかプレイヤーキャラクターとか呼ばれたりする。
映画に例えればプレイヤーが役者、キャストが登場人物、ルーラーが映画監督といったところだろうか。

TRPGの面白いところはプレイヤーの裁量権(自由にできること)が大きいこと。
ルーラーに提示された条件の下で、キャストがどう発言するか、どう行動するか、どう演出するかを自由に決定できる。台本も想定されたエンディングもない。「そんなことしたら収拾がつかなくなってしまうのでは?」と思うかもしれない。そうならないために一定の「ルール」が存在し、ルーラーが状況に応じてルールを適用する。こう考えると、サッカーや野球のようなスポーツに近い種類の遊びだ(よく考えれば、スポーツもゲームだ)。
わずか数時間で参加者たちだけのオリジナルの物語が完成する。「参加者がストーリーとエンディングの根幹を作り上げる」ことができる、奇跡のような遊び。これは映画でも小説でも演劇でも成し得ない。
ドラゴンクエストのようなコンピュータゲームのRPGは、ストーリー(過程)を固定化することでTRPGを手軽に遊べるようにしたもの。結果、爆発的なヒットとなったことは、歴史が証明している。


TRPGをはじめて15年以上が経つ。あまりにゲームが好きすぎて、色気のない青春時代を送ってきた。本当に心から楽しかったから、このことについて後悔はまったくない(親を心配させたことは申し訳なかった)。ただ、3年前くらいからあまりTRPGに触れないようにした。
理由は、不安になったから。
TRPGは楽しい。ただ、エンターティメントの域を出ない。一方で、時間コストが高い(数時間、数人の予定を一致させる必要がある)。TRPGによって副次的に得る能力(コミュニケーション能力等)はあっても、毎週決まった相手と遊んでばかりいたのでは、世界が広がらない。今はいい。しかし、20年後、30年後、同じ生活を続けられる保障がどこにもない。俺の友人たちがTRPGに飽きてしまったら?そう考えると怖くなった。
だから、あくまで「遊び」として、遊びすぎず余った時間に遊ぶように、方向転換をした。(結果、多くの人に不義理をする結果となったことは申し訳なかった。決して人が嫌いになったわけでも、TRPGを嫌いになったわけでもないので、どこかで会ったら笑ってもらえると嬉しい。)

途中、結婚したりして、2年近いブランクが空いてしまった。
久しぶりのTRPGは格別の面白さだった。いい面子に恵まれたこと、素晴らしいシナリオ(ルーラーが用意する、ストーリーの素案。たいていの場合、ルーラーが用意する)に恵まれたことが大きいのだと思うけれども、かつては遊びすぎで麻痺していた感覚が蘇っていたこともあるのだろう。
自分と違う誰かの「生き方」を考えることができる。他の参加者との会話を通じ、物語を作り、結末を作ることができる(複数人の参加者で作るところがポイントだ。ブレインストーミングの効果もあり、予期せぬ展開が期待できる)。TRPGは素晴らしいエンターテイメントだ。昨日、その確信を持つことができた。とても素晴らしい。
同卓してくれたみんな、本当にありがとう。


願わくば、TRPGがより多くの人たちに愛されるものになりますように。
その可能性は、きっとあるはずだから。
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by syugyou003 | 2011-03-27 12:03 | RPG
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TRPG好きの兼業イラストレーターがいろいろ書き連ねるブログです。生きてるって素晴らしい。素晴らしさを実感するためにご飯を食べよう。もりもり。ああおいしい。
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